公正取引委員会が8月24日、長崎県が舞台の地方銀行再編をようやく認めた。中小企業向け融資を切り離し、他の金融機関に譲り渡す“奇策”を使うことで最終決着した。統合計画発表から2年半。国は今後の再編の先例になるとみるが、首をかしげる関係者も少なくない。

手放しで喜べる地銀再編ではない(8月24日の銀行側記者会見)(写真=朝日新聞社)

 「初期の段階で今回のような案を出してくれていれば、ここまで長引くことはなかった」