白人至上主義を容認するかのような発言以降、政権内の動揺が大きくなってきた。トランプ大統領の発言はこれまで以上に先鋭化し、対立する人物への批判は激しさを増す。差別的な不法移民取り締まりで有罪となった保安官を恩赦するなど、さらなる火種を自ら作る。

ドナルド・トランプ 米大統領
(写真=UPI/amanaimages)

8/27 @ ツイッター
NAFTA(北米自由貿易協定)でメキシコとカナダと再交渉中だが、難しい。終わらせる必要があるかもしれない

8/24 @ ツイッター
ミッチ・マコネルとポール・ライアンに債務上限の法案で調整を指示したが、簡単だったはずの話が混乱した>

8/22 @ 支持者向け演説(米西部アリゾナ州フェニックス)
米国とメキシコの国境に壁を建設する予算を議会が承認しなければ、政府閉鎖も辞さない
(日本経済新聞)

トランプ政権内部の混乱が大きくなっている。「陰の大統領」といわれたスティーブン・バノン前首席戦略官の解任に続き、バノン氏の盟友であるゴルカ大統領副補佐官も辞任。経済分野のみならず、科学分野やインフラの安全管理分野の助言機関でもメンバー辞任が相次いだ。与党共和党内では、共和党トップのマコネル院内総務やライアン下院議長と債務上限を引き上げる法案をめぐり対立。公然と両氏を批判し法案成立に暗雲が垂れ込める。NAFTAからの離脱も示唆しつつ、一方でメキシコ国境に壁を建設する費用を盛り込んだ予算案を成立させるために政府閉鎖も辞さないと脅しをかける。