白人至上主義者を擁護する発言が一斉に反発を招き、政権基盤が揺らいでいる。製造業評議会から辞任する経営者が続出。助言機関を維持できなくなり自ら解散した。過激な言動の振り付け役とされた最側近、バノン首席戦略官を解任せざるを得なくなった。

ドナルド・トランプ 米大統領
(写真=UPI/amanaimages)
(写真=UPI/amanaimages)

8/19 @ ツイッター
スティーブン・バノンは(自身のウェブサイト)ブライトバート・ニュースで、これまで以上に強力な発信をするだろう

8/16 @ ツイッター
製造業評議会と戦略・政策評議会のメンバーにプレッシャーを掛けるよりも、むしろ両方を解散することを決めた

8/15 @ トランプタワーでの記者会見(米ニューヨーク)
片方に悪い集団がいて、もう片方にもとても暴力的な集団がいた。そのことを誰も言いたがらないが、私は言う

米南部バージニア州で8月12日に起きた暴動に関し、白人至上主義者を擁護したトランプ大統領の発言が政権を崩壊させかねない事態を招いている。米製薬大手メルクのフレージャーCEO(最高経営責任者)を筆頭に助言機関の製造業評議会から辞任する経営者が続出。トランプ大統領は、「製造業評議会から降りるCEOの代わりはたくさんいる」と発言するも、自ら助言機関を解散した。その後も批判は収まらず、過激な発言の振り付け役で、「陰の大統領」ともいわれた最側近のバノン首席戦略官・上級顧問を解任。政権基盤だった白人労働者層からの支持を失うリスクも高まっている。

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