カード大手のクレディセゾンがコスト増を覚悟で全従業員を正社員化する。AI(人工知能)やフィンテックがビジネスモデルを揺さぶる中、人材への投資しか成長への道はないと判断した。多くの企業が直面する労働契約法の「2018年問題」や、非正規との格差問題への解決策としても注目される。
「社員全員が挑戦を続けられる仕組みを作り、中期経営計画達成のための原動力としたい」
林野宏社長をはじめとする経営陣はこんな思いから、新制度を検討してきた。就任から今年18年目という長期政権になった林野氏にとっても、かつてない思い切った制度刷新だ。
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