9月の自民党総裁選は連続3選を目指す安倍晋三首相と石破茂元幹事長の一騎打ちとなる見通しだ。国会議員票で優位に立つ安倍首相に対し、石破氏は憲法改正や政治姿勢の違いを打ち出し地方票獲得を狙う。ただ争点と世論が望む政策課題にはずれが。政策の対立軸を示せなければ論戦は低調になりかねない。

豪雨対応の優先を理由に正式な出馬表明を遅らせた安倍首相。外交日程もあり、石破氏との直接的な論戦の機会は限られそうだ(写真=左:読売新聞/アフロ、右:Natsuki Sakai/アフロ)

 9月20日投開票の自民党総裁選は既に立候補を表明した石破氏に対し、安倍首相が8月中にも3選出馬を表明する。6年ぶりの選挙戦は安倍、石破両氏の一騎打ちとなる公算が大きい。