パイオニアが、カルソニックカンセイなど複数企業との提携協議を発表した。焦点は「虎の子」のデジタル地図子会社だが、失うとパイオニアの“解体”につながりかねない。プラズマテレビとレーザーディスク、そしてスマホ。技術のトレンドを見抜けなかったツケを払うときがきた。

パイオニアの再建が正念場を迎えている。同社は8月9日、カルソニックカンセイを含む「複数の企業と提携について協議している」と発表した。8月6日の決算では継続企業の前提に疑義が生じていると開示済み。9月下旬が期限の借入金を返済するため、スポンサー探しをいよいよ本格化させる。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り1168文字 / 全文文字
-
有料会員(月額プラン)は初月無料!
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
日経ビジネス電子版有料会員になると…
特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題
ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題
日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題
この記事はシリーズ「時事深層」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?