緊張が高まっていた米国・トルコの関係が、世界の金融市場を揺るがす事態に発展した。トランプ大統領のツイートでトルコ通貨リラが急落。他の新興国への影響が懸念される。一方、好戦的なトランプ政権の姿勢は宇宙にも及び、宇宙軍の創設も表明した。

ドナルド・トランプ 米大統領
(写真=AP/アフロ)

8/12 @ ツイッター
多くのハーレーダビッドソンのオーナーが、生産を海外に移すなら不買運動をすると言っている。グレート!

8/10 @ ツイッター
トルコに関して鉄鋼とアルミニウムの関税を倍にすることを承認した。トルコのリラは強いドルに対し急落している

8/7 @ ツイッター
イランへの制裁が正式に発動された。イランとビジネスをしているいかなる者も、米国とビジネスができなくなる


トランプ大統領がトルコを窮地に追いつめている。トルコ当局が拘束している米国人牧師の釈放を求めるトランプ大統領は、トルコへの鉄鋼・アルミニウム関税の倍増を許可したと8月10日にツイート。それを機にトルコ通貨リラは、10日のうちに前日比で一時約2割も下落した。今回の「トルコショック」が安全資産へのマネーの逃避を加速し、世界経済に影響を及ぼすとの懸念が強まっている。トルコのエルドアン大統領は、政策金利の引き上げや国際通貨基金(IMF)への支援要請には否定的。米国が発動した対イラン制裁にも従わない方針で、米国とトルコの対立が金融市場を揺さぶっている。