ホテルや航空券などのネット予約サービスで、構造的な変化が起きつつある。外資系などの予約サイトの増加で、価格を横断的に検索・比較する「メタサーチ」が台頭。米グーグルも近々、日本で本格参入するとみられ、旅行業界は対応を迫られそうだ。


ホテルや航空券などのネット予約サービスを横断的に検索し、価格などを比較する「メタサーチ」を提供するサイトの存在感が高まっている。今年7月、メタサーチ大手「カヤック」を運営する米カヤック・ソフトウエアが日本への本格進出を表明。日本に支社長を置き、旅行サイトのほか、ホテルや航空会社のサイトとの提携も増やして広告宣伝に力を入れる。同社シニアバイスプレジデントのデビー・スー氏は「日本は米国、中国に次ぐ重要な市場で成長余地も大きい」と語る。
独大手トリバゴも日本でテレビCMを積極的に放映。旅行口コミサイト大手の米トリップアドバイザーは2013年から、日本でも本格的にメタサーチを取り入れてきた。
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