野村ホールディングスの2018年4~6月期の純利益が9割減った。米中貿易戦争など市場の不安材料が増えたことが要因というが、それだけではない。コスト削減策が裏目に出るケースも目立ち、「内憂外患」の様相を呈し始めている。

ホールセールスが9四半期ぶりに赤字に転落
●野村HDの3セグメント別業績(税引き前利益または損失)

 「2020年までにどんな事業環境でも収益を上げられるようにする」。5月末の投資家向け事業説明会で、野村ホールディングスの森田敏夫共同グループCOO(最高執行責任者)はこう力説した。しかし、今年度最初の決算は、改革の行く末に危うさを覚える結果になった。