在宅などで仕事をするテレワーク。政府も働き方改革の一環として普及を推進している。しかし実際は会社の制度としての導入も一部にとどまり、制度があっても使わないという社員も多い。働きやすさを目的にした取り組みだが、「使うと逆に疲れてしまう」という実態が壁になっているようだ。

インフォテリアでは多くの社員がテレワークを利用している

 「今週中に最低1日は使ってくれと言われた」。7月中旬、都内のコンサルティング会社に勤める20代の女性は会社から「テレワーク」の利用を促された。テレワークは、メールやテレビ電話を活用し、自宅などで仕事をする働き方だ。ただ、女性の自宅は徒歩で出勤できるほど会社に近い。「上司に言われて制度を使ったが、あまりメリットがないし、家だと仕事に集中できない」と話す。