トランプ米大統領は、貿易摩擦が懸念されていた欧州連合(EU)のユンケル欧州委員長と会談。自動車を除く工業製品の貿易障壁撤廃などに取り組むことで合意、貿易戦争はひとまず「休戦」した。一方、クルド問題などで関係が悪化した同盟国トルコとの間で緊張が高まっている。

ドナルド・トランプ 米大統領
(写真=ユニフォトプレス)

7/30 @ イタリアのコンテ首相との共同記者会見
イランとの核合意を終わらせたが、彼らが会いたいならいつでも会う用意がある。会談に前提条件はない

7/26 @ ツイッター
ブランソン牧師を長期にわたり拘束しているトルコに対し、大規模な制裁措置を発動する。直ちに解放しろ!

7/25 @ 記者会見
米国と欧州連合(EU)は、自動車を除く工業製品への貿易障壁の撤廃と、大豆などへの障壁削減を目指す


トランプ米大統領は7月25日、欧州委員会のユンケル委員長と会談し、貿易障壁の撤廃・削減に向けて取り組むことで合意した。トランプ大統領は、米国産のLNG(液化天然ガス)や大豆の欧州連合(EU)向け輸出が拡大することに期待を寄せる。翌日には、スパイなどの罪に問われトルコで自宅軟禁中の米国人牧師アンドルー・ブランソン氏の解放を求め、制裁も辞さないと述べた。トルコは北大西洋条約機構(NATO)加盟国だが、米国がクルド人勢力を支援してから両国間で緊張が高まっている。イランへの強硬姿勢も相変わらずだが、ロウハニ大統領との会談に前向きな姿勢を示した。