統合に反発していた出光興産創業家の賛同を得たことで、出光と昭和シェル石油の経営統合が正式に決まった。ガソリン需要が減退する中での生き残り策という面が強いが、出光経営陣にとってはもう一つの意味がある。創業家のくびきが外れて、ようやく「普通の会社」になるということだ。脱・創業家に費やした期間は20年に及ぶ。

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