楽天がスペインの名門サッカークラブ、FCバルセロナとパートナー契約を開始した。4年間で総額約280億円という巨費を投じ、「Rakuten」ブランドを世界に浸透させる狙いだ。だが、苦戦が続いてきた海外事業への効果は未知数。成果の積み上げが求められる。

<b>リオネル・メッシ(右)らスター選手と参加した記者会見で三木谷社長は楽天ブランドへの効果を訴えた</b>(写真=Rodrigo Reyes Marin/アフロ)
リオネル・メッシ(右)らスター選手と参加した記者会見で三木谷社長は楽天ブランドへの効果を訴えた(写真=Rodrigo Reyes Marin/アフロ)

 「楽天とバルセロナは共通の哲学を持っている。楽天は我々の家族の一員だ」。楽天が13日に東京都内で開いたFCバルセロナとのパートナーシップ契約開始に関する記者会見。ジェラルド・ピケ選手の言葉に、三木谷浩史社長は満面の笑みでうなずいた。

 契約費は4年間で2億2000万ユーロ(約280億円)。年間に日本円換算で約70億円という巨費は、広告・販促費全体(2016年12月期)の約6%を占める計算だ。同期の営業利益が780億円だった楽天にとって財務的な負荷は小さくない。

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