ヤマト運輸による荷主との運賃値上げ交渉が本格化している。重い荷物と長い距離の配送は特にコストがかかるため、値上げ幅が大きくなる見込み。この動きに佐川急便も追従しており、荷主側では、物流網の見直しや共同配送の動きが加速しそうだ。

 「いきなり、ヤマト運輸から尋常ではない運賃の値上げ幅が提示され、それをのめなければ取引を打ち切ると、一方的に通達される。他に頼める相手がいないので、『ちょっと待ってください』というところから交渉が始まるケースが多い」。ある通信販売会社の関係者はこう言う。

 ヤマトによる荷主との運賃交渉が本格化している。同社は9月末までに約1000社の大口顧客との間で、運賃の値上げや取り扱う荷物の総量抑制について交渉を終える方針だ。値上げ率は平均15%以上とされるが、荷主によっては従来のサービスを存続できなくなるほどの値上げを提示されている。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り933文字 / 全文文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「時事深層」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。

【無料ウェビナーのご案内】
ZOZO NEXT 金山CEO、
フューチャリスト尾原氏ら登壇!

次世代DX経営と若手人材創出を徹底議論

■テーマ
次世代DX経営が企業競争力を決める ~若手リーダーの創出が企業成長のカギ~

■開催概要
日時:2021年12月13日(月)~14日(火)、合計4セッション
講師:ZOZO NEXT 金山裕樹・代表取締役CEO、フューチャリスト 尾原和啓氏ほか

■パートナー
インテル

■受講料
無料、事前登録制(先着順)

>>詳細・申し込みは以下の記事をご覧ください。
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00396/112600001/