月の残業時間がわずか1桁台。空いた時間で趣味に没頭、副業に発展させる社員までいる。そんなワークライフバランスを極める職場を実現したのは試作・製造受託の米プロトラブズの日本法人だ。想定外の残業に追われがちな製造業でありながら、デジタル技術を活用しながら徹底的にムダをそぎ落とす。

毎朝3時間を釣りに費やす西宮悠氏。釣果は家族に振る舞う

 試作・製造受託の米プロトラブズの日本法人(神奈川県座間市)で機械の修理・保全を担当する西宮悠氏の起床時間は、毎日決まって午前2時半だ。その日の天候を確認し、「行ける」と踏めば、家族を起こさないようにそろりと自宅を抜け出す。向かうのは自宅から10分で行ける海岸だ。

 「夜明けまであと3時間はある」。そう思うと、心が躍った。

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