7月7、8日に独ハンブルクで開かれた20カ国・地域(G20)首脳会議では、トランプ大統領の孤立が際立った。一方、議長を務めた独メルケル首相や就任間もない仏マクロン大統領は欧州のリーダーシップをアピール。気候変動対策や貿易ルールで米国と他国との溝は深く、米国抜きの「G19」だったとの声も。

ドナルド・トランプ 米大統領
(写真=ZUMA Press/amanaimages)

7/9 @ ツイッター
プーチン大統領に2回、ロシアによる我々の大統領選への介入について強く問いただした。彼は激しく否定した

7/9 @ ツイッター
G20サミットは米国にとって大成功だ。米国は過去の多くの悪い貿易取引を正さなければならないと説明した

7/8 @ G20での中国・習近平国家主席との会談(独ハンブルク)
米国にとって中国との貿易は非常に非常に大きな問題だ
(日本経済新聞)

トランプ大統領はG20での成果を強調するも、米国が孤立してG1(米国)対G19(他のメンバー国)という構図となり、一時は共同宣言が合意できないのではとの懸念もあった。
ロシアのプーチン大統領との会談では、米大統領選への介入を問いただしたものの、否定された。プーチン大統領の説明をトランプ大統領が受け入れたとのロシア側の発表を米側が打ち消すなど、両国の溝も浮き彫りになった。
G20では中国の影は薄かった。だが、北朝鮮の核・ミサイル開発や貿易問題で米国との神経戦が続く中で、あえて目立たないでおこうというしたたかな側面も浮かび上がった。