米ゼロックスがリコーやコニカミノルタに、複合機のOEM供給を打診していたことが分かった。現在は富士ゼロックスに生産委託しているが、他社から調達すれば、これまでの関係が崩れることを意味する。しかも、その打診は富士フイルムホールディングスとの統合交渉の最中だった可能性がある。

地域をすみ分け、製品調達で依存し合ってきた
●現在の両社の関係
地域をすみ分け、製品調達で依存し合ってきた<br /><span>●現在の両社の関係</span>

 「話は来たが、断った」。リコー幹部が明かすのは米ゼロックスから持ち掛けられた複合機のOEM(相手先ブランドによる生産)供給の提案だ。ゼロックスは、富士フイルムホールディングス(HD)との合弁会社、富士ゼロックスに生産委託している機種のOEMをリコーに打診したもよう。ゼロックスはコニカミノルタにも同様の打診をしたが、断られたとみられる。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り914文字 / 全文文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

世界の頭脳に学ぶウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「時事深層」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。