ヤフーが約2200億円という巨額の自社株買いを発表した。第2位株主の米投資会社(元・米ヤフー)が放出する株の受け皿にして、株価下落に歯止めをかける狙いがある。もっとも、この自社株買いは筆頭株主のソフトバンクグループを経由する複雑なスキーム。背景に何があるのか。

<span class="fontBold">ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長の意向も働いたか</span>(写真=Rodrigo Reyes Marin/アフロ)
ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長の意向も働いたか(写真=Rodrigo Reyes Marin/アフロ)

 「日経ビジネスオンライン」が7月9日午後に報じた通り、ソフトバンクグループでポータルサイト国内大手のヤフーが大規模な自社株買いの実施を7月10日に発表した。発行済み株式の10.7%に相当する約6億株(自社株除く)を買い付ける。金額にして2200億円が上限となる。狙いは第2位株主である米投資会社のアルタバ(元・米ヤフー)が放出するヤフー株の吸収だ。

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