トランプ大統領に解任されたコミー前・米連邦捜査局(FBI)長官が議会で証言した。ロシア関連疑惑の捜査中止要請を受けたとの認識を示し、捜査介入を暴露した。一方、トランプ大統領はコミー氏の情報漏洩を問題視し、徹底抗戦する構えだ。

ドナルド・トランプ 米大統領
(写真=UPI/amanaimages)

6/9 @ ツイッター
多くの間違った供述やウソにもかかわらず、完璧な潔白が証明された。コミー氏は情報漏洩者だ!

6/9 @ ルーマニア大統領との共同記者会見(米ホワイトハウス)
ロシアとの共謀や司法妨害はなかった。コミー氏は私の発言の多くを裏付けたが、いくつかは真実ではない

6/6 @ ツイッター
中東を訪問した際、(イスラム過激派への)資金提供に断固とした姿勢で臨むと話したが、それはカタールのこと

6月8日の米議会の公聴会でコミー前・米連邦捜査局(FBI)長官は、ロシアとの関係で疑惑を持たれていたフリン前・大統領補佐官への捜査中止要請をトランプ大統領から受けたと証言。議会が大統領を罷免できる「司法妨害」に当たる可能性を示唆した。一方、トランプ大統領は証言内容を否定。コミー氏を「情報漏洩者だ」と非難し、司法省に調査を求める。
米国内が動揺する中、6月5日、サウジアラビアなどがテロリストに資金提供しているとしてカタールとの国交を断絶。トランプ大統領はサウジ寄りの立場を表明し、中東情勢も一段と不安定化する懸念が増している。