仏ソフト大手のダッソーがシンガポールで都市を丸ごと3次元データ化する取り組みを進めている。都市計画の効率化に加えて、ビジネスに活用すれば、多種多様な可能性が広がることになる。とりわけ期待されるのが、自動運転車やEV(電気自動車)向けのインフラ整備における活用だ。

<b>ダッソーのシャーレスCEO(左上)は「シンガポールのように都市を丸ごと3Dデータ化する取り組みは多様なビジネスチャンスにつながる」と語る</b>(写真大=NRF,SLA,GovTech and Dassault Systemes)
ダッソーのシャーレスCEO(左上)は「シンガポールのように都市を丸ごと3Dデータ化する取り組みは多様なビジネスチャンスにつながる」と語る(写真大=NRF,SLA,GovTech and Dassault Systemes)
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 「シンガポールの都市を丸ごと3D(3次元)データ化した『バーチャル・シンガポール』は、あらゆる産業が活用できるプラットフォームになる」。3DCAD(コンピューターによる設計)ソフトウエア大手の仏ダッソー・システムズのベルナール・シャーレスCEO(最高経営責任者)はこう強調する。

 バーチャル・シンガポールは約2年半前、シンガポール政府が7300万シンガポールドル(約58億円)を投資して始めた国家プロジェクトだ。ダッソーがその基盤となるプラットフォームを提供し、3D地図は既に完成している。

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