ネスレ日本が4月、「ホワイトカラー・エグゼンプション」をほぼ全社員に導入した。実質的な「同一労働・同一賃金」で、2011年から始めた働き方改革の最終形が見えてきた。背景には、社員の課題を解決しようというトップダウンのマーケティング視点があった。

<b>保育園に次女と三女を迎えに駆け付けた高田耕造さん</b>
保育園に次女と三女を迎えに駆け付けた高田耕造さん

 夫婦共働きで、子供が4人。長女は4月に小学2年生になり多少手離れしたものの、5歳の次女、4歳の三女、1歳の長男は保育園通い──。

 ネスレ日本でECビジネス開発グループ事業開発ユニットに勤務するシニアプランナー、高田耕造さん(41歳)の一日は目が回るほど忙しい。朝4時に起床し5時から自宅で仕事。6時ごろから朝食の用意、保育園への送りなどをこなして9時ごろに出社。夕方5時には退社し、保育園に迎えに行く。

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