トランプ米政権のロシアとの不透明な関係「ロシアゲート」が急展開している。大統領自身による捜査介入やロシアへの機密情報漏洩の疑惑が相次いで浮上。司法省は特別検察官を任命したが、トランプ大統領は「魔女狩りだ」と批判する。

ドナルド・トランプ 米大統領
(写真=トランプ氏:UPI/amanaimages)

5/21 @ アラブ諸国の首脳級会合での演説(サウジアラビア・リヤド)
より良い未来は、テロリストや過激派を追い払うことで唯一可能になる。彼らをこの地球から追い払え

5/18 @ ツイッター
米国の歴史上で、唯一にして最大の政治家に対する魔女狩りだ

5/17 @ 声明(米ホワイトハウス)
(大統領選挙で)我々の陣営はいかなる国家とも共謀していない。この問題が迅速に収束することを期待する

トランプ大統領は5月20日から中東諸国を訪問した。サウジアラビアのサルマン国王と会談、1100億ドル(約12兆円)相当の武器輸出で合意するなど、オバマ前政権で冷え切った関係の改善をアピールした。
国内ではロシアゲート疑惑が深まる。5月10日にロシアのラブロフ外相と会談した際、過激派組織「イスラム国(IS)」に関する機密情報を漏らしたとされる。解任した米連邦捜査局(FBI)長官だったコミー氏を「頭がおかしい変人」と評したとも報じられた。2月にコミー氏と会談した際に捜査終了を要請した疑いもあり、弾劾の可能性すら取り沙汰されている。