トランプ政権のロシア疑惑、米利上げ、挑発を続ける北朝鮮など世界経済にリスクが高まっている。史上最高値を更新していた米国株が不安定な動きとなる中、市場は先行きをどう見ているのか。シンガポール在住の米著名投資家、ジム・ロジャーズ氏に今後の世界経済の見通しを聞いた。

ジム・ロジャーズ氏
1942年米国生まれ。70年代にジョージ・ソロスと共にファンドを立ち上げ10年で3365%のリターンを得る。その後引退。2007年よりシンガポール在住。(写真=原 隆夫)

 問 トランプ政権とロシアとの関係を巡る疑惑もあり、好調だった米国株が不安定な動きを見せている。

 答 ダウ工業株30種平均が2万ドルを超えるなど、米国株は高値を更新し続けてきた。株価が上昇したらある程度調整するのは当然だろう。今回の動きも調整の一環と見ている。