サントリーホールディングスは原酒が不足している国産ウイスキー「白州12年」と「響17年」の販売を休止する。日本産のブドウを原料に造る日本ワインも、原料不足のため酒類各社の販売拡大にブレーキがかかる。市場縮小が続く酒類業界で、最近人気が高いのは仕込みに時間がかかる酒が多く、メーカーは頭を悩ませている。

サントリーのウイスキー「白州」の貯蔵庫(左)と、メルシャンの国内ワイナリー向けのブドウ農場(右)

 「うちの店の響17年の在庫はあと1本。これがなくなったら、次はいつ仕入れることができるのか」。販売休止の方針を聞き、都内で飲食店を営む男性経営者は心配そうに話した。