サントリーホールディングスは原酒が不足している国産ウイスキー「白州12年」と「響17年」の販売を休止する。日本産のブドウを原料に造る日本ワインも、原料不足のため酒類各社の販売拡大にブレーキがかかる。市場縮小が続く酒類業界で、最近人気が高いのは仕込みに時間がかかる酒が多く、メーカーは頭を悩ませている。

<span class="fontBold">サントリーのウイスキー「白州」の貯蔵庫(左)と、メルシャンの国内ワイナリー向けのブドウ農場(右)</span>
サントリーのウイスキー「白州」の貯蔵庫(左)と、メルシャンの国内ワイナリー向けのブドウ農場(右)

 「うちの店の響17年の在庫はあと1本。これがなくなったら、次はいつ仕入れることができるのか」。販売休止の方針を聞き、都内で飲食店を営む男性経営者は心配そうに話した。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り1049文字 / 全文文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

オリジナル動画が見放題、ウェビナー参加し放題

日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「時事深層」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。