トヨタ自動車が自動運転AI開発では2社目となるベンチャー企業との資本提携を発表した。背景にあるのは世界で繰り広げられる激烈なAI人材争奪戦。米メーカーは巨額買収で傘下に収める戦略を取る。独メーカーはメガサプライヤーと密接に連携。「擦り合わせ」のトヨタに勝算はあるか。

アルベルトの松本壮志社長(右)とトヨタの鯉渕健常務理事

 トヨタ自動車が自動運転のAI(人工知能)開発に向けてタッグを組む新しい相手は、データ分析に強みを持つアルベルト(東京・新宿)だった。ビッグデータを分析するスキルを持つ約100人のデータサイエンティストを抱える同社に約4億円を出資。センサーなどで集める自動走行に必要なデータを的確に分析する技術の開発スピードを上げる。