富士フイルムホールディングスによる米ゼロックスの買収計画が暗礁に乗り上げた。カール・アイカーン氏らによる買収反対の活動が成功し、同氏が推す人物が経営幹部に就いた。“正論”を唱えて株主の支持を集めるアクティビスト(物言う株主)の存在は日本企業も無視できない。

<span class="fontBold">富士フイルムの米ゼロックス買収に待ったをかけたカール・アイカーン氏</span>(写真=Bloomberg/Getty Images)
富士フイルムの米ゼロックス買収に待ったをかけたカール・アイカーン氏(写真=Bloomberg/Getty Images)

 米ゼロックスの経営の主導権を「アクティビスト(物言う株主)の大御所」が握った。カール・アイカーン氏、82歳。5月14日、同氏の推す人物がCEO(最高経営責任者)や会長などの要職に就任。1月にゼロックスと買収契約を交わした富士フイルムホールディングス(HD)の計画は暗礁に乗り上げた。

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