顧客満足度の低下が指摘されていた東京ディズニーリゾートの混雑対策がようやく見えてきた。これまで慎重だったIT投資を進め「入園料が高いのに混んでいて楽しめない」という不満を解消しようとする。大型の新アトラクション開設は2年後で、それまでは顧客や投資家の評価を大きく高めるのは容易でない。

15年度以降、伸び悩みが続く
●東京ディズニーリゾート、入園者数の推移

 「午前8時からの開園なのに、1時間半前から入り口前に行列ができていました」。大型連休後半の5月4日、埼玉県から子供を連れて東京ディズニーランドを訪れた山下昭さん(40代仮名)は驚いた。

 しかし、入園後はそれほど待ち時間に苦労せず過ごすことができた。各アトラクションやレストランの待ち時間がウェブサイト上に表示されるサービスを利用したからだ。「比較的すいているアトラクションを把握するのに役立ちました」(山下さん)