電力やガスの値上げだけではない。食品などでは価格を据え置いて、量を減らす実質値上げも目立つ。消費者はどう感じているのか。日経ビジネスはインターネット調査を実施した。多くの人が値上げの動きを実感しており、生活への影響が大きいことが分かった。

(写真=朝日新聞社)

 いつもと同じ値段で買ったつもりが、実は内容量が減っていた──。原材料や人件費など諸経費が上昇する中で、今年に入って目立っているのがこのような「ステルス値上げ」とも言いたくなる実質値上げの手法だ。

 山崎製パンはレーズン価格の高騰を受けて5月から、レーズンを使用するパンの一部で、価格を据え置いたままで量を減らした。雪印メグミルクはナチュラルチーズ3品の内容量を140gから120gに減らしている。明治は「ブルガリアヨーグルト」主力2製品の内容量を減らしつつ希望小売価格を10円引き下げた。グラムあたりの価格でみると実質的には値上げとなる。