フリマアプリのメルカリが東証マザーズに上場する見通しとなった。時価総額は2000億円を超える可能性があり、マザーズを代表する銘柄になりそうだ。ただ、当初想定より上場時期は半年遅れ。上場先も東証1部から切り替えた。舞台裏では何があったのか。

メルカリはいきなり上位に食い込みそう
●東証マザーズ上場企業の時価総額ランキング(4月26日終値ベース)
メルカリはいきなり上位に食い込みそう<br /> <span>●東証マザーズ上場企業の時価総額ランキング(4月26日終値ベース)</span>
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 日本では珍しいユニコーン(企業価値が10億ドル超の未上場企業)といわれてきたフリマアプリのメルカリに、ようやく羽ばたく時がやってきた。

 日本取引所グループ傘下で新規上場の審査を手掛ける自主規制法人が4月27日の理事会で、メルカリの東証マザーズへの上場承認を事実上決定。5月14日の週にも東京証券取引所が新規上場承認を発表し、6月19日前後に上場する見通しだ。

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