食品世界大手の仏ダノンは5月以降、日本で発売するヨーグルト製品の原料を見直し、添加物を不使用にする。すべての原料の調達国も開示。「透明性」を新しい商品価値として消費者にアピールする。原産地・原材料を示してブランドを高める欧州企業流の訴求方法が、日本で広がる可能性もある。

新戦略で上位に挑む
●日本国内のヨーグルトのシェア
新戦略で上位に挑む<br /> <span>●日本国内のヨーグルトのシェア</span>
出所:英ユーロモニター
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 2年の開発期間をかけて刷新したヨーグルトの売りは「透明性」──。整腸作用やダイエット効果など、機能性を競ってきた国内ヨーグルト市場の中で、今回のダノンの発表は異色だ。

 刷新した商品の具体的な特徴は2つある。一つは、添加物を不使用にしたこと。着色料や人工甘味料などを使わず、「消費者にとってよく分からないものは、製品に入れていない」という、安心感をアピールする。

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