アジアを中心に海外事業が成長し、業績が拡大するファーストリテイリング。だが、衣料品チェーン世界最大手のインディテックスには、収益力で引き離されている。利益のほとんどをユニクロ事業に依存する体質の転換が「世界一」奪取のカギを握る。

<span class="fontBold">米ニューヨークのユニクロ店舗</span>(写真=Bloomberg/Getty Images)
米ニューヨークのユニクロ店舗(写真=Bloomberg/Getty Images)

 「世界の全ての国で(ユニクロが)受け入れられる可能性を実感している」

 4月12日、ファーストリテイリングの決算会見で、柳井正会長兼社長は自信に満ちた表情でこう語った。2017年9月~18年2月期の同社の営業利益は前年同期比で31%増の1704億円。中間期として過去最高になった。

 とりわけ好調だったのは海外ユニクロ事業。売上高は29%増で、営業利益は66%増の807億円に達した。積極出店で、中国や東南アジアを中心に売上高が拡大、苦戦していた米国も効率化を進めて赤字幅が大幅に縮小した。

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