総務省の有識者会議が中古スマホの流通促進を求める方向性を示した。携帯大手が拒んできた中古端末のSIMロック解除の徹底などを通じ、流通市場を活性化させる。ただ、端末の「ゼロ円販売」など問題視される商習慣は残る。公正競争に向け、先は長そうだ。

(写真=時事)

 「これで様々な中古スマホを選べるようになり、顧客の選択肢が広がる」。中古携帯販売大手の幹部はこう語る。

 総務省の有識者会議「モバイル市場の公正競争促進に関する検討会」が9日、「中古端末の流通促進を総務省が後押しすべき」との方向性を明示した。

 この会議は、携帯大手と格安スマホの公正競争に向けた課題を集約し、新たな指針や制度を決めるため、総務省が2017年末に発足させたもの。