スマートフォンやパソコンなどデジタル機器の生産に欠かせない存在のEMS(電子機器受託製造サービス)。いよいよ、クルマを造る日が現実味を帯びてきた。取っ掛かりは、EV(電気自動車)の基幹システムの受託製造。中国のEV市場の急拡大が、その流れに拍車をかけている。

EMS(電子機器受託製造サービス)国内大手のユー・エム・シー・エレクトロニクス(UMC)が3日、日立製作所のIT(情報技術)機器子会社を買収すると発表した。サーバーやストレージの製造拠点を手に入れた上で、自動車部品事業に注力する日立と協力してEV(電気自動車)やPHV(プラグインハイブリッド車)に搭載する基幹システムの生産につなげるという。
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