リコール隠しや燃費不正など、過ちを繰り返してきた三菱自動車が「過ちに学ぶ研修室」を設けた。失敗から学び、教訓とするのは当然だが、肝心の社員の意識改革はまだ道半ばだ。上司の顔色ばかりをうかがう「日和見主義」ともいえる企業風土が、改革を阻む大きな壁になっている。

「過ちに学ぶ研修室」では過去のリコール隠しや燃費不正問題の経緯をパネルで展示。新入社員の研修でも活用する

 三菱自動車が愛知県岡崎市の技術センターに設けた「過ちに学ぶ研修室」を報道陣に公開した。過去のリコール(回収・無償修理)隠しなどの不祥事の経緯を説明するパネルや、事故を起こした部品の実物大モデルなどを展示。社員に二度と同じ過ちを繰り返さないよう自戒を促すために今年2月に開設した。