1店あたりの顧客数の減少に悩むコンビニ業界にとって、いれたてコーヒーは頼みの集客装置だ。今春に向けてセブンイレブンなど各社が相次ぎ、抽出マシンや豆を刷新して、てこ入れに動く。過去数年、国内のコーヒー市場をけん引してきたコンビニコーヒーの快走には変調の兆しもみえる。

ローソンは抽出時間の大幅短縮を打ち出した

 「前年同月と比べてコーヒーの販売が数%マイナスという状況が1年ほど続いている」。都内でファミリーマートを経営するオーナーはこう話す。

 ローソンを都内で展開する加盟店の関係者は、「コンビニコーヒーは十分に消費者に浸透したが、これからは新しい顧客を呼び込む効果はあまり期待できない」と話す。