もっぱら女性の問題とみられてきた「妊活」が、男性にも広がりつつある。不妊に悩む夫婦は10組に1組以上。そのうち半数近くは男性に要因があるとされる。精子の状態を自宅で確認できるサービスが登場するなど、受診を促す手段も多様化してきた。

 不妊の要因の40~50%は男性にある──。女性の問題として語られがちな不妊だが、国内外の研究によると、男性側に要因があるケースも多く、幅広い対応が求められている。

 確かに、女性の出産年齢は上昇の一途をたどっている。厚生労働省によると、第1子を出産する女性の年齢は2015年に平均30.7歳。1975年の25.7歳に比べて大きな差がある。