トランプ氏の大統領就任2年目は、予算の期限切れで政府機関の一部閉鎖という波乱の幕開けになった。結局、つなぎ予算は可決されて閉鎖は解除されたが、移民政策を巡る与野党の対立はくすぶっている。内政が混乱する中、中国に対しては経済・軍事両面での対抗姿勢が目立ってきた。

ドナルド・トランプ 米大統領
(写真=Capital Pictures/amanaimages)
(写真=Capital Pictures/amanaimages)

1/20 @ ツイッター
大統領就任1周年の記念日に、民主党は私にすてきなプレゼントを贈ってきた

1/18 @ ツイッター
フェイクニュース大賞は……。腐敗して不誠実なメディアはいくつかあるが、私が尊敬する記者もたくさんいる

1/17 @ インタビュー(ロイター通信)
(中国に)知的財産権の侵害で非常に巨額の罰金を科すことを検討している。近く発表されるだろう

1月20日の大統領就任1周年の記念日に、政府機関が一部閉鎖された。与野党が移民政策で対立し、19日に期限が切れた予算を補うつなぎ予算を可決できなかった。その後も審議は続き、移民政策の継続協議を条件に2月8日までのつなぎ予算は可決され、1月23日に政府機関の一部閉鎖は解除された。18日(現地時間17日)にはツイッターで「フェイクニュース大賞」を発表。経済は回復しないと予測した米ニューヨーク・タイムズの報道などを選び、メディアへの対抗姿勢を改めて示した。経済問題では台頭する中国に対し、知的財産権の侵害で巨額の制裁を科すとけん制した。

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