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膨らみ続ける社会保障費を背景に、2019年度の国家予算案が初の100兆円台になった。そのしわ寄せが来るのが製薬業界。薬価の引き下げ圧力が強まる。だが、新技術の登場で、「薬価下げ」だけに頼らない医療費削減の道筋も見えてきた。

業界全体で新薬の研究開発費は増加している(写真=Bloomberg/Getty Images)

 少子高齢化が進む日本。社会保障費は膨らみ続け、政府が昨年末に閣議決定した2019年度当初予算案は初めて100兆円を突破した。そうした中で着実に歳出減への圧力が強まる分野がある。薬だ。