日本気象協会による2018年春の花粉飛散予測は、前シーズンに比べ、東北が190%、関東甲信、四国で150%となっている。東海、北陸、近畿地方も「やや多い」予測だ。鼻づまり、目のかゆみなど仕事にも支障をきたす花粉症。大久保公裕医師に対策を聞いた。

Adviser
医師
大久保公裕氏(おおくぼ・きみひろ)
日本医科大学耳鼻咽喉科学講座主任教授。専門はアレルギー性鼻炎、慢性副鼻腔炎。アレルギーに対する舌下免疫療法研究の第一人者。

 スギ花粉は2月に多く飛び始めます。戦前の日本に花粉症は存在しませんでしたが、戦後の植林でスギ人工林の面積が森林全体の18%となり、成長して花粉が大量に飛散するようになってから、花粉症を訴える人が増えました。前年の7~8月の気温が高いと花粉飛散量が増える傾向があります。