厚生労働省によると今年は例年よりやや早めの11月中旬に流行期に入ったインフルエンザ。だが最近、冬以外にもインフルエンザにかかる人が増えた。ワクチン接種や予防法、治療薬について医師の篠塚規氏に聞いた。

Adviser
医師
篠塚 規氏(しのづか・ただし)
千駄ケ谷インターナショナルクリニック院長。千葉大学医学部卒。「日本旅行医学会」を設立、専務理事を務める。

 インフルエンザが脅威といわれるのは、短期間で重篤化し、高齢者の肺炎、小児の脳炎・脳症を引き起こすリスクが高いからです。

 世界人口の増加とボーダーレス化によって、インフルエンザは冬だけ注意すれば大丈夫な病気ではなくなりました。香港では今年、「夏のインフルエンザ」が猛威を振るい、300人以上の死亡者が確認されています。