シンギュラリティ(特異点)という、科学技術の発展の末に人間の作る機械の能力が人間を超えることを意味する言葉がある。「人間を超える機械」という想像はかなり昔から存在したが、ここにきて人工知能(AI)の急速な進歩や、センサー、アクチュエーターなどの高機能化により、あながち夢物語とも言えなくなってきている。

『ポスト・ヒューマン誕生』
レイ・カーツワイル著、井上 健監訳
3000円(NHK出版)
コンピューターの能力が、2045年頃に人間を超える──。シンギュラリティという概念を提唱した未来予測の書。
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