働き盛りの世代にとって、高齢の親の世話は大きな問題だ。特に親が認知症の場合は介護の問題が大きい。認知症治療の第一人者で、介護問題にも詳しい専門家に、向き合い方を聞いた。

Adviser
精神科医
今井幸充
(いまい・ゆきみち)

聖マリアンナ医科大学東横病院精神科部長など経て、翠会和光病院院長。日本認知症ケア学会元理事長。

 日本では、2000年に「介護保険法」が施行され、ようやく介護が社会制度としてスタートしました。しかし、認知症になった高齢者の世話は、子供や配偶者など家族が責任を負うものという考え方が根付いており、今なお「周囲に迷惑をかけてはいけない」という気持ちから、家族だけで介護の負担を抱え込む人が多くいます。

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