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 まず、『感動経営』を読んで、自分でも驚いたのは泣けることだ。本書の後半で、九州新幹線のCMの話になるのだが、なぜかここで泣けるのだ。JR九州を躍進させた立役者である唐池恒二氏の著作は、ほかに2冊読んでいる。だがその2冊では「なるほど、大した人もいるものだ」とは思っても、心に染みてくることはなかった。ところがこの本は違う。染み込んでくるのだ。今からどうしても誰かを感動させたくなるような、いい染み込み方をする。