患者数推定4300万人。日本人の3人に1人が高血圧症といわれる。高血圧になると血管が硬く、狭くなり、動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞、さらには認知症などのリスクも高まる。特に、気温が下がる冬場には注意したい点も多い。「高血圧」が専門で、日本高血圧学会理事も務める東京女子医科大学教授の市原淳弘医師に聞いた。

Adviser
医師
市原 淳弘氏 (いちはら・あつひろ)
東京女子医科大学高血圧・内分泌内科主任教授。日本高血圧学会理事。慶応義塾大学医学部卒。

 高血圧の対策というとまず「減塩」を思い浮かべる人は多いでしょう。確かに1日の摂取量を6g未満に抑えると効果的です。しかしそれ以外にも気をつけたいポイントがあります。特に冬場は急激な温度変化に注意が必要です。