風疹患者が増え、緊急情報が出されている。風疹が流行する背景と対策について専門家に聞いた。

Adviser
国立感染症研究所 感染症疫学センターセンター長
大石和徳
(おおいし・かずのり)

長崎大学医学部卒業。同大学熱帯医学研究所助教授、大阪大学微生物病研究所特任教授などを経て現職。

 現在、首都圏や愛知県を中心に、風疹が流行し始めています。2017年の年間患者数93人に対し、18年は11月4日時点で1884人と20倍近くになっています。内訳を見ると、もっとも多いのは40代の男性で職業は会社員です。風疹は12~13年にかけて大流行し、約1万7000人の患者が出ました。このときの状況に似た傾向になっています。