Adviser
順天堂大学大学院教授
堀江重郎氏(ほりえ・しげお)
1960年生まれ。東京大学医学部卒業。順天堂大学大学院泌尿器外科学教授。日米で医師免許を取得し、ロボット支援手術の導入と普及に取り組む。泌尿器がん、男性医学の第一人者。

 男性ホルモンというと一般的には体毛や筋肉など見た目の「男性らしさ」に通じるものであり、年齢とともに分泌量は減る、というのが定説だった。しかし最近の研究で、男性ホルモンの分泌量は必ずしも年齢に比例するものではないことが分かってきたという。順天堂大学大学院泌尿器外科学の教授で男性ホルモン研究の第一人者である堀江重郎氏にビジネスパーソンが知っておきたい男性ホルモンとの向き合い方を聞いた。

社会環境でアップダウンする

 そもそもホルモンとは脳下垂体や甲状腺、副腎、さらに生殖器など体内のあちこちで作られる内分泌物質を指す。中でも男性ホルモンの代表といえるのが、テストステロンだ。脳からの指令により、主に精巣で、一部は副腎から分泌される。

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