<b>餃餃者の「黒胡椒とトマトチーズ焼き餃子」。皮はもちもち、粗びき肉はジューシー</b>(写真=竹井 俊晴)
餃餃者の「黒胡椒とトマトチーズ焼き餃子」。皮はもちもち、粗びき肉はジューシー(写真=竹井 俊晴)

 暑い夏がやってきた。冷たいビールにぴったりのおつまみといえば、餃子(ギョーザ)だ。

 全国の餃子を食べ歩き、ブログ『東京餃子通信』で情報発信している塚田亮一さんは、「餃子は完全食だ」と言う。小麦粉を使った皮で、肉や魚介類、野菜がたっぷりの「あん」を包む。焼く、ゆでる、揚げるといった調理方法やたれの違いで、アレンジの幅は無限大だ。

 皮やあんにこだわった本格餃子に加えて一風変わった餃子を提供する人気店を、塚田さんに紹介してもらった。

 川崎市にある「餃餃者(ぎょうぎょうしゃ)」。中国・大連出身の姉妹が切り盛りする同店は、豊富なメニューと手作りの皮、粗びき豚肉を使ったこだわりのあんが特徴だ。

 まずは定番の「にら焼き餃子」に挑戦してみた。箸を入れるとサクサクと音を立てる羽根付きの餃子を口に運ぶ。もちもちした皮の食感とともに、ジューシーな豚肉の味が口の中に広がる。あんに下味がついているので、たれをつけなくても味わえるが、「肉餃子には、小皿に取った酢にたっぷりこしょうを振った“酢こしょう”をつけるのがオススメ」と塚田さん。なるほど、さっぱりとしていくらでも食べられそうだ。

 続いて、夏らしい「黒胡椒とトマトチーズ焼き餃子」をチョイス。丸ごと1個包まれたミニトマトの酸味と、チーズのまろやかさとのコンビネーションが絶妙だ。「パクチーかけ水餃子」はパクチー(香菜)好きにはたまらない。

<b>パクチーと辛味だれを合わせた水餃子</b>(写真左=竹井 俊晴)<br /><b>三軒茶屋駅近くの路地にあるGYOZA SHACK。おしゃれな店構えだ</b>(写真右=村田 和聡)
パクチーと辛味だれを合わせた水餃子(写真左=竹井 俊晴)
三軒茶屋駅近くの路地にあるGYOZA SHACK。おしゃれな店構えだ(写真右=村田 和聡)
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 餃子のイメージをがらりと変えるようなメニューを考案しているのは、東京都世田谷区の「GYOZA SHACK」だ。同店はオーガニックワインに合う餃子というコンセプトで、餃子とソース(たれ)とをセットで提供している。