爽やかそうなタイトルである。しかし、内容はかなりシリアスだ。『上を向いてアルコール』は何を隠そう、本誌コラムでもおなじみの小田嶋隆さんによる、「アル中」とその治療=断酒の体験記である。いったん断酒できてもスリップ(再飲酒)するアル中患者は9割にも上るという。小田嶋さんの場合、どうして20年もの間うまくできたのか。