爽やかそうなタイトルである。しかし、内容はかなりシリアスだ。『上を向いてアルコール』は何を隠そう、本誌コラムでもおなじみの小田嶋隆さんによる、「アル中」とその治療=断酒の体験記である。いったん断酒できてもスリップ(再飲酒)するアル中患者は9割にも上るという。小田嶋さんの場合、どうして20年もの間うまくできたのか。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り1271文字 / 全文文字

日経ビジネス電子版有料会員なら

人気コラム、特集…すべての記事が読み放題

ウェビナー日経ビジネスLIVEにも参加し放題

バックナンバー11年分が読み放題

この記事はシリーズ「CULTURE」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。