
『上を向いてアルコール』
小田嶋 隆著
1500円(ミシマ社)
「50で人格崩壊、60で死ぬ」と医者から宣告を受けて20年。なぜ著者だけがアルコール依存症から抜け出せたのか。
爽やかそうなタイトルである。しかし、内容はかなりシリアスだ。『上を向いてアルコール』は何を隠そう、本誌コラムでもおなじみの小田嶋隆さんによる、「アル中」とその治療=断酒の体験記である。いったん断酒できてもスリップ(再飲酒)するアル中患者は9割にも上るという。小田嶋さんの場合、どうして20年もの間うまくできたのか。
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