AI(人工知能)が人々の仕事を奪うという議論をする本は、人工知能がいかにすごいかを喧伝しがちだ。
『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』は、その中ではやや異色だろう。もちろん、AIがどのような点で優れているかも説明されているのだが、どちらかといえば、巷間いわれているほどにすごくはなく、AIにできることは限界があるという点が強調される。

『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』
新井紀子著
1500円(東洋経済新報社)
中高生の多くが中学校の教科書の文章を理解できないことが判明。AIと人間はどのように能力を補完し合うべきか。
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