AI(人工知能)が人々の仕事を奪うという議論をする本は、人工知能がいかにすごいかを喧伝しがちだ。
『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』は、その中ではやや異色だろう。もちろん、AIがどのような点で優れているかも説明されているのだが、どちらかといえば、巷間いわれているほどにすごくはなく、AIにできることは限界があるという点が強調される。

『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』
新井紀子著
1500円(東洋経済新報社)
中高生の多くが中学校の教科書の文章を理解できないことが判明。AIと人間はどのように能力を補完し合うべきか。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り1196文字 / 全文文字
-
【締切迫る!】日経電子版セット2カ月無料
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
【初割・2カ月無料】有料会員の全サービス使い放題…
特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題
ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題
日経ビジネス最新号、11年分のバックナンバーが読み放題
この記事はシリーズ「CULTURE」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?