中高年になると「腕を動かすと肩に痛みを感じる」「腕の動きが制限されて、腕を上げたり、服を着替えたりという動作がしにくくなる」といった症状が出ることがある。
江戸時代には「五十肩」という名前で呼ばれるようになっていたというが、「そこまで長生きしておめでとう」という意味もあったらしい。しかし、近年、症状を訴える人の若年化が進み、昭和になると四十肩という言葉が登場した。そのうち三十肩と呼ばれる日も来るかもしれない。
仲野整體東京青山の仲野孝明院長は「肩のトラブルが若年化した主な原因は、パソコン作業などデスクワーク時の姿勢の悪化と運動不足がある」と話す。たかが肩と侮ってはいけない。肩の動きの不調は、腰や脚の動きにも悪い影響を与え、将来、いわゆるロコモティブシンドローム(運動器症候群)を引き起こすことにもつながりかねないという。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り1111文字 / 全文文字
-
【締切迫る!】日経電子版セット2カ月無料
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
【初割・2カ月無料】有料会員の全サービス使い放題…
特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題
ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題
日経ビジネス最新号、11年分のバックナンバーが読み放題
この記事はシリーズ「CULTURE」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?